乾燥がもたらす肌への悪影響

肌が乾燥すると大人ニキビができやすくなる!?

「肌が乾燥すると、大人ニキビができやすくなる」ということは、よく言われています。

 

しかし、「ニキビは毛穴に皮脂が詰まってできるものなんだから、むしろ、皮脂があまり分泌されない乾燥肌状態のほうが、大人ニキビはできにくくていいんじゃないの?」と思われるかもしれませんね。

 

ですが残念ながら、そうではないのです。
やはり、乾燥肌というのは、大人ニキビ発生の大きな要因となってしまうんですよ。その理由についてご説明します!

 

古い角質がはがれず毛穴が詰まる!

 

乾燥肌が大人ニキビ発生の大きな要因となる理由のひとつとして挙げられるのが、「古い角質がきちんとはがれ落ちずに残ってしまい、それが毛穴をふさいでしまうことがある」ということ。

 

しかも、古い角質は毛穴をただふさいでしまうだけでなく、「たんぱく質汚れとして、皮脂汚れとともにアクネ菌を増やしてしまう」というリスクも持っています。
毛穴汚れは、皮脂だけでなく、たんぱく質汚れも大きな原因となるのです。

 

十分うるおいがある肌なら、肌のターンオーバー時に古い角質もスムーズにはがれやすいのですが、角質層がカラカラに乾いていると、なかなかはがれ落ちてくれないのです。

 

これはイメージとしては、「何らかの物に、カラカラに乾いた薄い紙が貼りついていた場合、そのままだとはがれにくいが、その紙に水分をつけてしばらく置き、しっかりふやかせば、はがれやすくなる」というのと似ているかもしれません。

 

角質層そのものが厚くなってしまい、毛穴がさらに詰まりやすくなる!

 

乾燥肌が大人ニキビ発生の大きな要因となるもうひとつの理由として「角質層そのものが厚くなる状態=角質肥厚を引き起こしやすい」というのが挙げられます。

 

なぜ、乾燥しきった角質層というのは、「角質が乾燥で縮んでしまっているため、バリア機能のあちこちがすき間だらけで、紫外線などの外部刺激をまともに内部に通してしまいやすい」という、致命的な弱点を持っています。

 

こうなると、そのすき間だらけのバリア機能を何とかカバーしようとして防御反応が起き、「たとえカラカラの角質であっても、その厚みを増せば、少しは外部刺激からのガード力が上がるだろう」ということで、どんどん角質を厚くしてしまう方向に進んでしまうのです。

 

ただでさえカラカラできちんとはがれにくい角質が、防御反応によってさらに厚みを増してしまう・・・このことによって、乾燥肌の人は普通肌の人に比べて、格段に大人ニキビができるリスクが高まるというわけです。

 

ですから、大人ニキビができにくい肌にするためには、「肌を乾燥させず、うるおいを保てる状態に改善していく」ということが、絶対不可欠なんですよ。